
<ウエスタンリーグ:阪神4-2くふうハヤテ>◇29日◇SGL
前日28日に続いて延長タイブレークに突入した阪神2軍が、サヨナラ勝ちを収めた。1-2で迎えた延長10回裏、1点を追いつき、なおも走者を1人置いて井上広大外野手(23)がバックスクリーンにぶち当てるサヨナラ2ランを放った。平田勝男2軍監督(65)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-井上は言うことなし
「いや、もう今日に限っては(井上)広大を褒めなあかんわ。めったにね、広大とかには、こんなん打って当たり前やって言ってるけど。ホームランは3本目か。その中では一番値打ちのあるホームランやな。やっぱり勝負強さっていうかね。ここで1発というところで打ってくれるのが、1軍のレギュラーを目指す選手たちの大事なところなんでね。だから今日に限っては、ナイスホームランよ」
-佐野はずっと好調
「タイムリー打ったけどね。佐野とジーン(アルナエス)は本当にしぶとくやってくれている。まだまだ佐野は力をつけないといけない選手だけどな。豊田もしぶとくね。やっと調子上がってきたよ」
-大竹は3回を投げた
「落ち着いてね。この前は2点取られたけど、今日はもう直球もコントロールも、もう変化球の切れもだいぶ上がってきているんじゃない? (西)勇輝に関しても言うことないわな」
-投手も打席に立たせて。
「そうそう。今日1軍どうなった? 3-2か。やっぱり(1軍に)準備させる選手や、力をつけていく選手や、いろいろなレベルの選手たちがいるんでね。それはしっかりと、いつ呼ばれてもいいようにしなきゃいけない選手、若い選手。しっかりやらせるしかないよ」
(自ら)
「あんな見事なバックスクリーン。打った瞬間やんか。怖いよ、1発のあるバッターっちゅうのは」
-井上のホームランの直後に1軍では森下がホームラン
「え、そうなの。それはやっぱり、広大にしても期するものもあるしな。1軍が開幕して、なにくそと思っているだろうし、その気持ちがこもったホームランじゃない?」