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【阪神】藤川監督、継投迷わず「最後に素晴らしいアウト」9回2死で無失点の村上から岩崎へ


阪神タイガースの藤川球児監督は、広島を4-0で破った試合での勝利に満足の様子を見せました。特に村上の活躍を称え、彼が冷静にアウトを取ってくれることで、守護神岩崎への継投がスムーズにできたことを評価しました。この試合での勝利を「非常に大きな1勝」と位置づけ、チームの結束力が高まったと述べています。監督として初の勝利よりも、選手の頑張る姿を喜びとし、自らの経験を指揮に活かしていると語りました。また、藤川監督はコミュニケーションを重視し、選手と積極的に対話を持ちながら、チームの一体感を高める努力をしています。自身の監督としての哲学は「準備」とし、今後もチームを一つにまとめたいと語っています。

広島対阪神 広島に勝利し、阪神藤川監督(右)からウイニングボールを受け取る村上(撮影・前田充)

<広島0-4阪神>◇28日◇マツダスタジアム

阪神藤川球児監督(44)は決断を迷わなかった。「最後に素晴らしいアウトを取ってくれたので、岩崎につなげた。チームにとっても非常に大きな1勝。結束力がまた高まったと思います」。4-0の9回1死一、三塁、先発村上がモンテロを二飛に打ち取ったところで守護神岩崎へ継投。「みんなが明るく今日1日を終われたことで、非常にホッとしています。すごくいいゲームができた」。指揮官として初めて手にした白星よりも、戦う選手の姿がうれしかった。

経験すべてが、監督としての生き方に通じている。「メジャーに行ってから、何も気にしなくなりました。だって自分のことを誰も知らない。狭い世界にいたんだと思いました」。13年に海を渡り知った広い世界。周囲の声は気にならなくなった。故障者リスト入りしていた時間は、首脳陣の姿を目に焼き付けた。「選手よりさらに早く来て、自分のコンディショニングを整えて。その時間で選手と会話をしたり、異変に気づけるようにしていた」。春季キャンプでは早出練習を見て、時には選手と並んでストレッチをしながら会話。休日には助っ人陣を鉄板焼きに招待し、歓迎の意を示して距離を縮めた。「僕が4人人兄妹だからですかね、よく話し合いをする環境が多かったということかもしれない」。コミュニケーションの秘訣(ひけつ)について軽やかに笑う。

1つ1つの行動に迷いがないのは、信条とする「準備」に徹してきたから。就任直後の昨秋キャンプでは、各チーム担当のスコアラーを日替わりで呼び、コーチ陣とともにライバルを日々研究。「捕手と内野手」など部門に分けた細かなミーティングも行ってきた。

「まだまだ始まったばかりですけど、チームをさらに大きな1つのチームにして、進んでいきたい」。自分が決めた道を信じて、最後まで猛虎を率いて行く。【磯綾乃】

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