
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が31日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。
中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の報道を受け、この日公表されるフジテレビの第三者委員会の調査結果について言及した。
橋下氏は、中居氏のトラブルの内容を最重視。一般論として、男女のトラブルでは犯罪的な場合と、失恋がこじれ、後から実は意に沿わない男女関係だったと主張する、おおむね2つのパターンに分類できると解説し、「どちらなのかで大きく変わる。犯罪的なものならフジテレビは相当責任追及を受けるが、どちらかという男女の失恋的な話に近づくと、会社としてどこまで介入して入っていけるかと、また違う話になってくる。ここをはっきりしないと、フジテレビの責任なんて論じることはできない」と第三者委員会による認定を強く求めた。
番組終盤、報告書の内容が伝わり、第三者委員会が「中居氏の行為は重大な人権侵害行為」と認定したことが分かると、橋下氏は「犯罪性は置いておいたとしても、程度の悪い行為があったという認定になったということ」
詳細は読み込めていないと前置きした上で、「中居氏の行為は非常に非難に値する行為。これで番組を継続させたフジの判断は非難される」と断罪した。
さらに、第三者委員会が「2人での密室での食事を断ることができない状況だった」「業務の延長線上の性暴力である」とした内容が伝わると、橋下氏は「性暴力というふうになってますから、かなり犯罪性の高い行為だったという認定まで踏み込まれた」と解説していた。