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中居正広氏から性暴力受けた元フジアナ、「性暴力」後の精神的ダメージや退職までの経緯明らかに


フジテレビの元アナウンサーが中居正広氏による性暴力について、正式に認定された後、心境を語った。第三者委員会の報告により性暴力と断定されたことで、彼女は「ほっとした思い」を吐露しつつ、報告書で初めて知った事実に「やり切れない気持ち」を表明した。トラブルは2023年6月2日に発生し、女性は精神的ダメージを負い入院。その後、番組の降板や退職を余儀なくされた。報告書から、当事者たちのその後の軽薄なやりとりが明らかになり、さらなるショックを受けたとのこと。性暴力が一過性のトラブルではないとし、今後の再発防止を訴えた。

フジテレビ(25年3月撮影)

中居正広氏(52)による性暴力を認定したフジテレビの第三者委員会報告書の公表から一夜明け、被害を受けた元同局アナウンサーの女性が1日、コメントを発表した。23年6月2日に中居氏との間に発生したトラブルが「性暴力」と認定された。「ほっとしたというのが正直な気持ち」としつつ、初めて知った事実もあるとし「あらためてやり切れない気持ちにもなっています」と心境を吐露した。

   ◇   ◇   ◇

フジテレビの元女性アナウンサーが被害事案に関し、初めてコメントを公表した。前日、第三者委により中居氏による「性暴力」と認定された。女性は代理人弁護士を通じ「調査報告書が公表されてその見解が示され、ほっとしたというのが正直な気持ちです」と心境を明かした。

同報告書により、「性暴力」後の精神的ダメージが明かされた。発生から4日後の23年6月6日、女性は局の産業医に電話で泣きながら「前の自分に戻れない気がする」と相談。さらに業務中に手の震えなどが生じ、7月11日に「仕事関係者からのハラスメント」による「うつ状態、食思不振」で入院。その後も自傷行為が見られるなど病状が悪化し、局関係者も自死の可能性を危惧したという。

女性は退院し業務復帰を目指したが、「戻る場所」がなかった。業務復帰のめどが立たないことから、同年10月の番組改編でレギュラーの降板が決まった。上司から事前に複数回にわたり説明されたが、その際に泣き叫ぶように「私からすべてを奪うのか」と訴えた。自身が番組に出演できない一方で、中居氏が何もなかったように出演を続けていることで復帰できないとし、昨年8月31日にフジテレビを退職した。

さらに、「本事案後の中居氏と編成部長であったB氏とのやりとりや当時の港社長らの対応など、この調査報告書で初めて知った事実」も多かったと明かした。退社後の同9月9日、中居氏とB氏との間で「ひと段落ついた感じかな。いろいろ助かったよ」「引き続き、何かお役に立てることがあれば、動きます!」とショートメールでやりとりが行われていたことが公表された。また、港浩一前社長(72)から「性暴力」を「プライベートにおける男女トラブル」と認識されたことも明らかになり、「あらためてやり切れない気持ちにもなっています」と吐露した。

事実関係の把握や原因分析に尽力した第三者委に敬意を表しつつ、「私が受けた被害は一生消えることはなく失ったものが戻ってくることはありません。このようなことがメディア、エンターテインメント業界だけでなく、社会全体から無くなることを心から望みます」と思いを込めた。

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