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中居正広氏トラブル「強制性交罪、犯人隠避罪に発展の可能性も」若狭勝弁護士が調査結果に言及


フジ・メディア・ホールディングスの公式サイトで公表された第三者委員会の調査報告書により、中居正広氏が関与する性暴力が認定されました。元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、調査報告の重要性と信頼性を指摘し、中居氏が刑事責任を問われる可能性があると述べました。類似の事件での過去の判決を引き合いに、性暴力が認定された場合でも刑事処罰が伴わないことへの不公平感を表明しました。同時に、フジテレビのガバナンスやコンプライアンスの問題にとどまらず、刑事責任や犯人隠避罪の可能性についても対応が求められるとしました。

若狭勝弁護士(2019年8月撮影)

中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の報道を受けて31日、第三者委員会の調査報告書が、フジ・メディア・ホールディングスの公式サイトで公表された。

元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が取材に応じ、調査結果に言及した。「まず、少なくとも性暴力があって女性が被害を受けたということを積極的に認定している。今回の事案において最初のきっかけの出来事ですから。その意味において、第三者委員会が関係者のメールや証言を踏まえてそういう認定をしたのであれば、それは現段階で信用性のおけるもの。公的な面で、きちんとした調査の上で認定された意味合いっていうのは非常に大きいと思います」と話した。

また「性暴力」があったと認められたことにより、中居氏が刑事責任を問われる可能性を指摘した。過去には、元俳優が自宅でマッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われ、実刑判決が下された例がある。「押し付けたり押し倒したりという、明確な暴力がなくても、被害者が嫌だと拒絶する中で行為に及ぶのはそれ自体が暴行なんだと、高等裁判所が認定してるんですよね。今回もその事件程度の犯罪性が伴ってくると思いました」とした。

最近ではジャングルポケットの元メンバー、斉藤慎二が不同意性交などの罪状で在宅起訴された。「片や起訴されて、片や性暴力が認定されているにもかかわらず、刑事処罰にならない。刑事責任も負わないといいうのは不公平感というか。そういうのが起きてはいけない。そこを私はすごく意識して(会見を)聞いていました」と話した。

中居氏に性犯罪が成立する可能性があるということを踏まえると、フジテレビの問題は「単にガバナンスとかコンプライアンスの問題じゃない」と続けた。「今後どう対応するのか。強制性交罪で起訴すべきじゃないか、あるいは中居氏をかばっていた人間、(番組に)出演させ続けた人間は犯人隠避罪になるんじゃないか。そういうところに発展していく可能性もある」と説明。「警察に告発するのか、その辺のところをまず整理しないと、本質的な対応はなされない。うやむやのまま終わってしまうんじゃないかというのは問題としてあると思います」と話した。

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