
<巨人-ヤクルト>◇29日◇東京ドーム
ヤクルトのホセ・オスナ内野手(32)が痛恨の適時失策で、巨人に序盤から大量点を奪われた。
3点ビハインドの2回1死二、三塁、巨人キャベッジの一ゴロを後逸。2者が生還し、リードを5点に広げられた。ベンチの高津臣吾監督(56)は厳しい表情で戦況を見つめた。
前夜の開幕戦では、巨人の一塁手の岡本がオスナの打球を失策。ピンチを広げ、巨人先発の戸郷は一挙4点を失った。
ヤクルト先発の吉村貢司郎投手(27)は1回に岡本に先制打を浴び、2回に門脇の2点適時二塁打、オスナの適時失策などで6点を追加され、2回途中7失点でKOされた。
開幕戦では、先発の奥川が6回無失点と好投しながら、最大5点差を逆転され、悪夢のサヨナラ負け。この日は前夜の悪い流れを変えられず、序盤から巨人に大量リードを許した