
<巨人-ヤクルト>◇29日◇東京ドーム
ヤクルト吉村貢司郎投手(27)が2回を持たずにKOされた。1回1/3を6安打7失点(自責4)と先発の役目を果たせなかった。
1回は2死三塁から岡本に左前適時打を浴び、先手を取られた。2回は3連打で2点を失うと、さらに自身の野選と味方の失策が絡んで2失点。点差が5点に広がると、吉川にも右前打を許して1死一、三塁とピンチを広げた場面で交代を告げられた。マウンドで視線を落とし、唇をかんだ。
2番手の金久保も吉村が背負った2人の走者の生還を許し、流れを止めきれなかった。前夜は悪夢のサヨナラ負けを喫し、この日も2回までに7点を追う劣勢となった。