<日本ハム5-2ヤクルト>◇21日◇エスコンフィールド
ヤクルト高橋奎二投手(27)は本塁打2発をくらい、5回0/3を6安打5失点だった。
日本ハム打線に対し、初回に4点を献上した。3安打で1点を失い、なおも1死一、三塁からレイエスに150キロ直球をバックスクリーン左に運ばれた。1番吉田、2番今川と追い込んだ後、カウント有利の状況から出塁を許しただけに「立ち上がりに追い込んでから甘く入って打たれてしまったので、そこは修正していかないといけない」と反省した。6回は先頭清宮幸に147キロ直球を右翼ソロとされ、追加点を奪われた。
一方で2回から5回までの4イニングは無安打でリズムよく封じた。高橋は「いいボールもあったので、もう少し細かいところを詰めていきたい」。開幕3戦目となる30日巨人戦の先発マウンドに向けて、修正していく。
高津監督は「(初回の)追い込んでから1、2番の出塁というのは非常に大きかったですね。立ち直ったからいいのか。シーズン中だったら3回で代打が出ているわけなので2回4失点という感じだったと思う」と猛省を促した。その上で「同じタイプではないが、相手の加藤投手は、非常に参考になるピッチングだったと思いますね。ああいうのを見て、どう感じたかというところを、本人に聞いてみたいかな」と続けた。