
<センバツ高校野球:横浜5-1健大高崎>◇28日◇準決勝
横浜(神奈川)が健大高崎(群馬)を5-1で下し、06年以来19年ぶりの決勝進出を決めた。これで昨秋から公式戦19連勝。19年ぶり4度目の優勝へ王手をかけた。健大高崎は史上4校目のセンバツ連覇を逃した。
横浜は1回、5番小野舜知内野手(2年)の適時打で先制。3回には3番阿部葉太外野手(3年)の適時打で2点目。5回には今大会でセンバツ最速の155キロをマークした石垣元気(3年)を攻略。四球を挟み4連打で2点。さらに押し出し四球で3点目を挙げ5-0とリードを広げた。
守っては先発の織田翔希(2年)が好投。今大会最長の7回を6安打無失点に抑えた。8回からは奥村頼人(3年)が登板。2イニングを1失点に抑え逃げ切った。
健大高崎は先発の下重賢慎(3年)が4回途中2失点で降板。石垣につないだが横浜の強力打線につかまり2人で計12安打5失点。打線も最終回に1点を返したが反撃もここまで。昨秋関東大会決勝で敗れた横浜へのリベンジはならなかった。