
<W杯アジア最終予選:日本0-0サウジアラビア>◇25日◇C組◇第8戦◇埼玉
主将のMF遠藤航(32、リバプール)が継続することの重要性を説いた。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選サウジアラビア戦はスコアレスドロー。最速でW杯出場を決めた20日のバーレーン戦から中4日で迎えた一戦は勝ちきれなかった。前半から終始ボールを支配して相手を圧倒。攻め込みながらも最後までゴールが奪えなかった。
ゴール前でのアイデアや迫力、積極性を欠く展開でネットを揺らせなかった。遠藤は「自分たちがボールを持てたけれど、なかなか最後のところを崩しきれなかった」。攻撃面では反省したが、守備は無失点。「ゼロに抑えられたところはポジティブに、リスクマネジメントはよかった」とうなずいた。
最終予選は8戦負けなし(6勝2分け)。サウジアラビアには勝てなかったが、圧倒的な強さでW杯への切符をつかんだ。頼れる主将は「勝つこともあれば引き分けることもある。大事なことは目標に向かって続けていくこと」と強調した。