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【日本代表】堂安律「わがままやエゴも多少は出せるようになる」W杯決定で攻撃への思いを吐露


日本代表は24日、埼玉スタジアムでサウジアラビアとのW杯アジア最終予選に向け最終調整を行った。MF堂安律は練習後の取材で、バーレーン戦での日本史上最速のW杯出場決定について『肩の荷が下りたよう』と振り返りつつ、自身のパフォーマンスには満足していないと述べた。堂安は日本代表として勝つことが第一としつつ、個人的にもゴールに絡むプレーを求めた。本戦までの1年3か月の期間に向け、チームの戦術に貢献しながらも個人のエゴも少しは出せるよう挑戦心を深める意向を示した。

サウジアラビア戦の前日練習中、笑顔を見せる堂安(撮影・江口和貴)

日本代表(FIFAランキング15位)が25日、ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選でサウジアラビア代表(同51位)と対戦する。チームは24日、試合会場の埼玉スタジアムで最終調整に臨んだ。

練習後に取材に応じたMF堂安律(26=フライブルク)は、「うれしさというよりも、少し肩の荷が下りた気持ちがある」と、日本史上最速で8大会連続8度目のW杯出場を決めた20日のバーレーン戦を冷静な口ぶりで振り返った。

一方で、ここまでの最終予選は自身のパフォーマンスには満足していない。「日本代表として戦う以上勝つことが第一」と前置きをした上で、「チームの戦術を守りながら多少我を捨ててでもチームのためにやってきた」「個人的にはもっとゴールにからみたかった」と率直な思いを吐露した。

本戦まで1年3カ月の調整期間がある。「勝つことを第一におきながらも、チャレンジ精神は深めてもいい。わがままっていったらあれだけど、エゴも多少は出せるようになる」と、目をぎらつかせた。金髪レフティが、さらなる存在感を発揮する。

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