
日本代表(FIFAランキング15位)が25日、ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選でサウジアラビア代表(同51位)と対戦する。チームは24日、試合会場の埼玉スタジアムで最終調整に臨んだ。
冒頭15分間が報道陣に公開され、リラックスした様子でボール回しなどに取り組んだ。
DF菅原由勢(24=サウサンプトン)は、サウジアラビア戦へ強い覚悟を示した。チームは20日のバーレーン戦でW杯切符を勝ち取ったが「試合も残ってるし、最終予選というか、日本代表の試合で落としていい試合はない。しっかりチーム一丸となって戦いたいと思います」と気を引き締めた。
自身は最終予選で昨年11月の敵地インドネシア戦の1試合のみの出場にとどまる。「まずはしっかり試合に出場するためのチャンスを練習からつかまなきゃいけないです。与えられた時間でしっかりと結果を残すというか、まずはチームの勝利とチームの結果が第1優先だと思いますけど、その中でチームの勝利のために自分がそこに加わっていけるような力が必要だと思う」と今後を見据えた。
昨夏に移籍し、世界最高峰のプレミアリーグでプレーする。「全ての基準において、スピードだったり、パワーだったり、組織的なとこだったりというのは、もちろんAZにいた時とはレベルが違うので、そこの基準はもちろん上がっていると思います」と成長は実感している。
個の能力の高いサウジアラビア相手にどこまで存在感を発揮できるかが、今後につながる。「攻守において小さなディテールが差を分けると思うので、そこはしっかりこだわってやっていけたらなと思います」と意気込んだ。