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【甲子園データ】健大高崎・石垣元気、打者1人を5球でセーブ 03横浜・涌井、昨年報徳学園・今朝丸らも


健大高崎(群馬)が敦賀気比(福井)を4-3で破り、2年連続でセンバツ高校野球のベスト8に進出しました。この試合のハイライトは、9回裏2死一塁からのエース石垣元気選手(3年)の登板です。石垣選手は、センバツ歴代3位タイとなる152キロの速球を含め、全5球が150キロを超える圧巻の投球を披露しました。左脇腹の張りで初戦を回避していましたが、負傷を感じさせない力強い投球で勝利の立役者に。高校野球ではセーブが公式に記録されないものの、もしプロ野球であればセーブが記録される場面であり、石垣選手の活躍が連覇への勢いを加速させています。

健大高崎対敦賀気比 9回裏敦賀気比2死一塁、投手・下重に代わり石垣が登板する(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:健大高崎4-3敦賀気比>◇23日◇2回戦

連覇を目指す健大高崎(群馬)が敦賀気比(福井)に4-3で競り勝ち、2年連続の8強に進出した。最速158キロのエース石垣元気(3年)が9回2死一塁から今大会初登板を果たし、全5球150キロ超えと圧倒的な内容で好救援した。球速はセンバツ歴代3位タイの152キロを計測。左脇腹の張りで初戦を回避したが、負傷の影響を感じさせない投球で連覇へ勢いづけた。

   ◇   ◇   ◇

◆5球セーブ 健大高崎・石垣は投球5球。高校野球ではセーブを採用しないが、プロならセーブが記録される状況だった。過去に同様のケースでは03年春の涌井秀章(横浜)が徳島商戦で先発成瀬善久をリリーフして5球、21年夏の伊藤大稀(智弁和歌山)が高松商戦で1球、昨年春の今朝丸裕喜(報徳学園)が中央学院戦で2球などがある。

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