【センバツ】健大高崎が２年連続８強 石垣元気が152キロ締め 敦賀気比は痛恨のスクイズ失敗

健大高崎対敦賀気比　1回表健大高崎2死一、二塁、二走・栗原（右）は杉山の左2点適時二塁打で生還する。捕手・小林（撮影・上山淳一）

＜センバツ高校野球：健大高崎4－3敦賀気比＞◇23日◇2回戦

史上4校目の連覇を狙う健大高崎（群馬）が敦賀気比（福井）を下し、2年連続の8強入りを決めた。

打線は1回、4点を先制した。1死満塁から5番栗原朋希外野手（3年）の2点適時打、7番杉山翔大内野手（3年）の2点適時二塁打で4点を奪い主導権を握った。

先発の下重賢慎（3年）は5回まで無安打の好投。6回、守りのミスから3点を失ったが9回2死まで奮闘。2死一塁から最速158キロ右腕の石垣元気投手（3年）が登板。最速152キロ直球で最後の打者を遊飛に仕留め1点差逃げ切った。

健大高崎は準々決勝で花巻東（岩手）と対戦する。

敦賀気比は初回の4失点が重かった。6回に3点を返しなおも1死満塁からスリーバントスクイズしたが捕ゴロとなり痛恨の併殺。同点、逆転のチャンスを逃した。優勝した15年以来、10年ぶりの8強入りはならなかった。