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【センバツ】浦和実・石戸颯汰は顔の高さに膝!「星飛雄馬」投法、招き猫など/甲子園の変則投手


浦和実の石戸颯汰投手がセンバツ高校野球で滋賀学園を3-0で下し、甲子園での初勝利を収めました。石戸投手は変則的な左腕として知られ、ボールの出どころが見づらい独特なフォームで相手打線を抑え込みました。この試合で埼玉県勢はセンバツ通算50勝を達成。石戸投手は身長176cm、体重64kgのスリムな体型で、最速130キロの球を投げることができますが、特に打者が打てそうで打てない球速120キロ台の投球で威力を発揮しました。試合を通して6安打完封し、浦和実の初戦突破に貢献しました。

浦和実対滋賀学園 浦和実先発の石戸颯汰(撮影・石井愛子)

<センバツ高校野球:浦和実3-0滋賀学園>◇22日◇1回戦

初出場の浦和実(埼玉)が甲子園初勝利を挙げた。変則左腕の石戸颯汰投手(3年)が6安打完封した。

埼玉県勢はセンバツ50勝に到達した。 176センチ、64キロのスリムなサウスポーは右膝を顔のあたりまで高く上げた後、体を丸めるようにしながら真上から投げ下ろす独特なフォーム。左手が頭の後ろから出てくるため、ボールの出どころが見づらい。最速は130キロ。ほとんどが120キロ台だが打てそうで打てない。昨秋の埼玉大会で浦和学院が完封されたように滋賀学園打線も翻弄された。

<甲子園の主な変則投手>

◆高松直志(能代)77、78年夏出場の左腕。右足を身長より高く上げ、両手がさらに天を突くダイナミックなフォームは「星飛雄馬」の異名。

◆渡辺一博(広陵)80年春夏出場の下手投げ。2段モーションを審判に注意された悔しさをNHK「青年の主張」にぶつけ、全国大会に出場して話題に。

◆島袋洋奨(興南)09、10年の春夏に出場し、10年は春夏連覇に貢献。ゆったりとしたモーションから体にひねって投げる「琉球トルネード」。

◆葛西侑也(大垣日大)10、11年春出場。ボールの出どころが見にくい左サイドで、10年春には大阪桐蔭を下す。

◆渡辺法聖(東北)16年夏出場。招き猫の手のように左手首を曲げてボールを握り、ほぼテイクバックなしで最速139キロの直球を投げ込んだ。

◆谷口優成(唐津商)16年夏、セットポジションから右足で立った直後、体重移動を始める前に右足が伸び上がる「ピクピク投法」を披露。

◆吉村優聖歩(明徳義塾)21、22年夏出場の左腕。馬淵監督がサイドスローに転向させ、日本ハム宮西を参考に成長。現巨人。

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