【センバツ】広島商が23年ぶり８強 ２回にビッグイニング Ｖ候補の東洋大姫路に快勝

広島商対東洋大姫路　2回表広島商1死満塁、左中間に走者一掃の適時三塁打を放つ西村（撮影・和賀正仁）

＜センバツ高校野球：広島商6－2東洋大姫路＞◇24日◇2回戦

広島商が優勝候補の東洋大姫路（兵庫）に快勝。23年ぶりの8強入りを果たした。

2回、6点を奪うビッグイニングで試合を決めた。1死満塁から8番徳永啓人投手（3年）の右前適時打でまず1点。9番中本拓志内野手（2年）の適時内野安打で2点目。続く1番西村銀士内野手（3年）が満塁走者一掃の3点適時三塁打で5－0。さらに内野ゴロで1点を加え計6点を先制した。

守っては先発の左腕・徳永が好投。5回まで1安打無失点。7回を4安打2失点に抑えた。8回からは左腕・片岡虎士（2年）が登板。無失点に抑え逃げ切った。

昨秋近畿大会を制し優勝候補にも挙げられた東洋大姫路は17年ぶりの8強入りならず。2回、守りのミスも絡みまさかの6失点。1回戦で右肘違和感を訴えたエース阪下蓮（3年）は登板できず。2回戦で姿を消した。