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【ヤクルト】村上宗隆来季も4番、高津監督「よっぽどのことがない限りは変えることはない」


ヤクルトの高津臣吾監督は来季も村上を4番として活用する意向を明かし、主砲としての信頼を示した。2024年シーズンは不振があったものの、村上は33本塁打と86打点を挙げ、25年シーズンも中心打者として起用される見込みである。村上は同年オフのポスティングシステムを利用したメジャーリーグ挑戦を公言しており、高津監督はその挑戦を応援。村上は25歳時に「25歳ルール」を超えることで、メジャー契約を結べる。高津監督は村上の成績向上に期待し、チームを率いる役割を担ってほしいと述べている。2025年での活躍が最も重要とされ、日本でのラストシーズンを成功で締めくくりたい考えを持つ。

ヤクルト高津臣吾監督(2024年9月28日撮影)

村神様は不動の4番でどっしり構える。ヤクルト高津臣吾監督(56)が12月31日、村上について「ムネ(村上)の4番はよっぽどのことがない限りは変えることはないと思います」と25年シーズンの戦いをイメージした。24年は不振もあった中で33本塁打、86打点と2冠だった主砲を4番に据えて打線を固めていく。

村上は25年オフのポスティングシステムによるメジャー挑戦を明言している。自身もメジャーを経験した指揮官は「気持ちよく挑戦する環境というか、状況になるのが一番いい」と後押しする。25年オフには25歳未満かプロ6年未満の海外選手はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象外となる。以前から村上には直接、「止める理由もない。気持ちよく行けるように頑張りなさい」と思いを伝えてきた。

日本ラストイヤーは4番として何より結果を求める。3年ぶりリーグ制覇に導く活躍が何よりの置き土産。高津監督は「ファンのみなさんが見ている村上は、24年の成績で満足するものではないと思う。3冠王の実績というか、過去もあるわけだから、最低ラインとは言わないけれども、そこを目指して。好不調の波を少なく、チームを引っ張れる中心打者として頑張ってほしい」と期待を寄せた。【上田悠太】

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