NPB通算525本塁打を放った清原和博氏(57)が3日、BSフジ「プロ野球レジェン堂」に出演し、現役時代にメジャーからのオファーを受けていたことを明かした。
清原はMCでフリーアナウンサーの徳光和夫(83)に「メジャーに行きたい気持ちはあったのか」と聞かれると、「20代の時に一度、どのチームか名前忘れましたけど、そういう話はあったんです」と、オファーを受けていたことを明かした。
だが、清原氏はメジャーに挑戦することなく、97年に西武から巨人へ移籍。当時を振り返り「そのときは誰もアメリカに行ってない時代でしたし、『日本一の男になりたい』という気持ちが一番だったので。ジャイアンツを選んだのも『第○代』って付くのは、総理大臣と横綱と巨人の4番だけじゃないですか」と語った。
清原氏の20代は87~97年。日本人メジャーリーガーの先駆者である野茂英雄氏(56)がドジャースへ入団した年は95年で、当時はメジャーリーグへの関心が高くない時代だった。