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【高校サッカー】準々決勝見どころ 初出場ながら大躍進8強の東海大相模、国立進出の夢つかむか


全国高校サッカー選手権の準々決勝が行われ、東海大相模が初出場で8強入りを果たしました。東海大相模は、名門校がひしめく中でその名を上げています。監督の有馬信二氏は、かつて系列校の監督から転任した際にはサッカー部の存在さえ知らなかったといいます。しかし、2013年に人工芝ピッチが完成し、本格的な強化が始まりました。それでもグラウンドはラグビー部と共有し、時間やスペースが限られる中で、狭い局面でボールを素早く動かすスタイルを磨いてきました。昨年の有馬監督の言葉通り、OBたちが築いてきた基盤を超える大躍進を遂げ、国立進出まであと一勝に迫っています。有馬監督は夢のあるチーム作りができたと語っています。

東北学院対東海大相模 後半、ゴールを決め喜ぶ東海大相模・辻(2025年1月2日撮影)

<全国高校サッカー選手権>◇4日◇準々決勝◇U等々力ほか

全国高校サッカー選手権は4日、首都圏2会場で準々決勝4試合が行われる。優勝実績のある静岡学園、東福岡、前橋育英(群馬)、流通経大柏(千葉)の名門4校が残った。そこへ前回大会3位の堀越(東京A)、23年全国総体覇者の明秀日立(茨城)、17年度大会4強の上田西(長野)という実力校がそろう。

そんな中、東海大相模(神奈川)が初出場ながら8強入りを果たした。同校OBには柔道の山下泰裕や野球の原辰徳らが並ぶ。11年に系列の東海大五(現東海大福岡)から移った有馬信二監督(58)は異動をうながされた当時「野球や柔道は知っていますけどサッカー部なんてあるんですか?」と聞きかえしたほどだ。

13年の創立50周年事業で人工芝ピッチが完成し、本格強化が始まった。だがグラウンドはラグビー部と折半。例年200人ほどの部員が5つのカテゴリーに分かれて練習するため、トップチームも4分の1のスペースを使用。時間も1時間半と短い。それでも狭い局面で素早くボールを動かすスタイルに磨きをかけた。昨年の正月、有馬監督は集まったOBを前に「君たちの築いてきたものを超えられる」。その宣言通りの大躍進に「夢のある理想的なチームができた」。国立進出まであと1勝、夢をつかむ時が来た。【佐藤隆志】

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