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【ソフトバンク】意外?柳田悠岐が色紙に記したタイトルとは「これ頑張りますよ」/取材後記


ソフトバンクの柳田悠岐選手(36)が、新春インタビューで自身の抱負を語り、強いプロ意識を示しました。今シーズンは最年長選手として開幕スタメンが内定しており、「自己責任」を持って準備に臨む姿勢を見せています。特に、怪我からの復帰を目指す2025年において、2年ぶりの全試合出場を目標に掲げています。柳田はその目標を達成することで"ベストナイン"というタイトルを狙っており、これまで8度の受賞歴を持つことからも、さらなる記録更新に意欲的です。

インタビューを受ける柳田(撮影・岩下翔太)

<新春インタビュー>

ソフトバンク柳田悠岐外野手(36)が日刊スポーツの新春インタビューに応じ、絶対的主力としての強い自覚を示した。チーム最年長となる今季は既に開幕スタメンが内定済み。調整が一任されている状況下で「結局は自己責任」と慢心のない準備を誓った。復活を目指す25年は2年ぶり3度目の全試合出場にも意欲。昨季は右太もも裏を負傷して長期離脱を強いられただけに、悔しさをエネルギーに変える決意を語った。【聞き手=只松憲】

   ◇   ◇   ◇

熟考の末、柳田は色紙に「ベストナイン」と記した。インタビューで話した抱負は「全試合出場」だが、そのハードルを越えた先に求める勲章がつかめる。昨年11月に行われたNPBアワードは欠席。球界のスターが集まる晴れ舞台に、いるべきミスターフルスイングはいなかった。

数あるタイトルの中でベストナインを選んだ。理由は「ベストナインです。ベストナイン。これ頑張りますよ」。多くを語らず不敵な笑みを浮かべるのも柳田らしい。ベストナインは打撃、守備、勝利貢献などあらゆる観点での記者投票。総合的な成績でチームに貢献するという決意の表れだった。

すでに過去8度の受賞で元監督の秋山幸二氏に並んでいる。衰え知らずの柳田ならば全試合出場で悲願のタイトルは射程にとらえるだろう。9度目、10度目も夢じゃない。右手は色紙。左手には25年の干支(えと)である巳(ヘビ)の置物を持った。まだまだ長~い活躍をファンは待ち望んでいる。

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