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【阪神】現役選手では異例 近本光司が自治体とともに育成に携わる「目で見るインパクトは強い」


阪神の外野手、近本光司が理事を務める一般社団法人「LINK UP」とセンス・トラスト株式会社が、兵庫県芦屋市教育委員会と教育分野の連携協定を締結しました。この協定は、中学生に対する学びの機会を提供するもので、各分野の専門家を講師に招くプログラムが企画されています。近本は、自らの経験を活かし、若い世代に多様な体験を提供することを目指していると述べました。締結式には芦屋市の高島市長も出席し、2024年4月から市立中学の1、2年生を対象にプログラムが開始される予定です。

芦屋市教育委員と一般社団法人LINK UP、センス・トラスト株式会社の連携協定締結式に出席した阪神近本(撮影・藤尾明華)

阪神近本光司外野手(30)が理事を務める一般社団法人「LINK UP」とセンス・トラスト株式会社が、兵庫県の芦屋市教育委員会と連携協定を結ぶことが決まり、21日に市役所で締結式が行われた。高島崚輔市長(27)も出席した。

現役プロ野球選手としては異例の取り組み。近本と芦屋市の思いが合致したことで実現した。同市の中学生を対象に各分野の専門家らを講師に招くなど、経験や探究の機会を提供する。

「LINK UP」は離島支援などを目的に今年設立。この事業では企画、運営や人材確保で協力する。近本は「自分がいただいた経験を次の世代に紡いでいきたい。今の時代、ネットやSNSですごい情報が出ているけど実際に目で見て、面と向かって話すインパクトはすごく強い。僕も当時行った甲子園の熱気はすごく覚えている。中学生と一緒に学んでいきたい」と意図を語った。

概要は来年1月に発表予定。市立中学の新1、2年生を対象に、同4月のスタートを予定している。

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