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イチロー氏、10年ぶり松井秀喜氏と再会、「情熱大陸」で語り合う野球界の危機とは


イチロー氏と松井秀喜氏が10年ぶりに顔を合わせたシーンがTBSの「情熱大陸」で放映される。二人はそれぞれの会見場での生活を終え、再会の場として「イチロー選抜」と「高校野球女子選抜」の試合を選んだ。この再会の中で、現代の野球に対する不満が語られた。松井氏がメジャーリーグの試合を観るとストレスが溜まると言い、イチロー氏もそれに同意し「退屈な野球」と評した。現代の野球がデータに過度に依存していることを憂慮し、両者は警鐘を鳴らす。イチロー氏は自身の経験を高校野球の選手たちに語りかけることで、野球に対する思いを伝えている。

イチロー氏(左)と松井秀喜氏((C)MBS/TBS)

イチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が10年ぶりに松井秀喜氏(50)と再会を果たしたシーンがTBS系「情熱大陸」の後編(23日午後11時56分、60分拡大)で放送される。

同じ時代にNPB、MLBで道を切り開いた2人はユニホームを脱ぎ、近年は顔を合わせる機会がなかなかなかった。だが、9月の「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」対「高校野球女子選抜」に松井氏の参加が決まり、再会の場が設けられた。

久々に顔を合わせた1歳上のイチロー氏が「ヒ・デ・キ、マ~ツ~イ!」と声を張り上げると、松井氏は「何でそんなにテンション高いの?」と笑顔。ワイングラスを傾けるにつれ、話は現在の野球界について展開していく。

松井氏が「今のメジャーの試合を見ていると、ストレスたまらないですか?」と振ると、イチロー氏も「めちゃくちゃたまる。退屈な野球よ」と呼応した。データで管理された現代野球の流れにレジェンド2人が警鐘を鳴らしていく。

思いを共有し、イチロー氏は高校野球の現場などで選手に語りかけていく。背番号と同じ51歳を迎えたイチロー氏が、今伝えたいことが見えてくる。

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