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【U23日本代表】再任の大岩剛氏 鹿島やC大阪からオファーも28年ロスで60年ぶりメダル狙う


日本サッカー協会(JFA)は、大岩剛氏を2028年ロサンゼルス五輪を目指す男子U-23日本代表監督に再任することを決定しました。大岩氏は今年のパリ五輪でチームをベスト8に導き、強化と育成の面で成果を出しました。彼が再任されたことで、日本代表は60年ぶりのオリンピックメダル獲得を狙います。また、監督再任後、大岩氏は日本の他クラブからのオファーを断り、日本代表の強化に注力することを選びました。コーチ陣にはパリ五輪でも活躍した羽田憲司氏と佐藤洋平史氏が加わります。

大岩剛氏(2024年7月撮影)

日本サッカー協会(JFA)理事会が12日、都内で行われ、次回28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)を目指す男子U-23日本代表監督に、今夏パリ五輪を率いた大岩剛氏(52)が再任することが承認された。

   ◇   ◇   ◇

パリで結果を出した大岩氏が再任した。23歳以下の年齢制限が始まった92年バルセロナ五輪以降、日本初となる2大会連続の指揮。68年メキシコ大会以来60年ぶりのメダル獲得を狙う。

今年7月に開幕したパリ五輪で8強。海外組の選手招集が難航し、オーバーエージ枠が16年ぶりにゼロの戦いを強いられた中、一体感あるチームを養成した。大会後にはDF高井幸大(20=川崎F)らがA代表に選出されており、強化・育成の両面で成果を出した。

協会は、その手腕を高く評価。4年後も引き続き託すことにした。パリ大会の後、大岩監督には鹿島やC大阪から魅力あるオファーが届いたが、最終的に10月末、断りを入れて日の丸を再び背負う。始動時期は今後、検討する。来年までU-20代表を率いる船越優蔵監督と情報交換し、ロス世代を強化する。【佐藤成】

○…コーチ人事も決定し、発表された。ともにパリ五輪を戦った羽田憲司コーチ(43)の続投が決まり、今後はU-19代表のコーチも兼任する。今季まで鹿島で16年リオデジャネイロ五輪を経験した佐藤洋平GKコーチ(52)も入閣し、準々決勝で涙したパリ五輪のリベンジを大岩組で果たす。

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