日本ハム新庄剛志監督(52)が10日にCSフジテレビONE、FODで放送、配信されたドキュメンタリー「球界のアンチテーゼ~新庄剛志と北海道日本ハムファイターズ『3年目の約束』~」の中で「アンチ論」を語った。
就任当初から大きな話題を集める一方で、SNSなどでは批判も多かった新庄監督は「アンチって、結構増やしたら話題になるもん。アンチこそがボロクソ言うじゃないですか。それがトレンドに上がってくるんですよ。いいことを上げたって、話題にはならないんですよ。僕はそれを利用していますね」と、自身にとってのアンチの存在意義を明かした。
どんな批判を浴びてもメンタルを壊さない強さを備える新庄監督だからこその考え方でもある。どんなにたたかれたりしても「ブレない、ブレない。ブレること大嫌いなんで」とした上で「アンチをこっち(自分の土俵)に持ってきて、僕のSNSの投稿や野球の試合を見て、それ(アンチの気持ち)が変わっていくんですよ。アンチがファンになったら、最強のファンになるんですよ」と独自理論を熱弁した。