Jリーグは10日、横浜アリーナで年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を開催し、J1で2位だったサンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督(59)が、2022年以来2度目の優秀監督賞に選ばれた。選手、監督による得票数は121票で、J1連覇を達成した神戸の吉田孝行監督の61票を抑えて1位だった。
スキッベ監督は「この場を借りて、ヴィッセル神戸の吉田監督、Jリーグと天皇杯の優勝、おめでとうございます。ルヴァン杯を優勝した名古屋グランパスもおめでとうございます。長谷川監督も素晴らしい仕事をしましたし、対戦するときには難しい思いもしました」とコメントした。
今季は19勝11分け8敗で最終節まで優勝を争った。一昨年から広島を率い、リーグ順位は3位、3位、2位。「この賞は自分だけでもらえたと思っていません」と謙虚に語り、「この3年間、日本のサッカーは素晴らしい発展をしたと考えています」と話した。
さらに、日本代表の森保一監督についても「素晴らしい仕事をしていると思います。あと少しでワールドカップの切符を手にするところまで来ています」と、エールを送った。