<アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):セントラルコースト0-4横浜>◇3日◇1次リーグ◇第6節◇セントラルコースト
アジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)1次リーグ東地区第6戦が各地で行われ、横浜はアウェーでセントラルコースト(オーストラリア)に4-0と圧勝し、3連勝となった。FW井上健太が早々に2得点し、FWアンデルソン・ロペス、直接FKからMF天野純も加点。勝ち点を13(4勝1分1敗)に伸ばし、3大会連続の決勝トーナメント進出(東西16チーム)へ大きく前進した。
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ここはホームか、サポーターの歌声に乗って横浜のアタッキングフットボールがさく裂した。圧勝への流れを作ったのは左FW井上だった。前半6分に得意のカットインからゴールを決めると、同30分にはこぼれ球から追加点を奪った。突貫小僧の推進力を突破口に大量4ゴールにつなげた。井上は「自分のポジションは結果を残すことが大事。自分の得点で勝利に導くことができて良かった」。今大会6試合で20得点と東地区12チームで頭一つ抜ける。現地は初夏。海沿いの会場にはヤシの木が並び、マリノスのエンブレムに描かれる吉兆のカモメが飛んだ。11月以降は公式戦6連勝。気勢を上げる「船乗り」たちは東アジアを順調に航海を続ける。