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佐々木朗希、ドジャース以外と契約?「大谷の陰に隠れる」移籍先決定は来年1・15以降と米識者


ロッテの佐々木朗希投手がポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの移籍を目指すことが決定した。ジム・ボウデン氏は、佐々木の移籍先が決まるのは2024年1月15日以降になり、ドジャース以外の球団とも契約の可能性があると予想している。佐々木の代理人はスポンサー契約を重視しており、ドジャースには既に大谷翔平と山本由伸という実力ある投手がいるため、佐々木が注目を集めにくい懸念がある。ボウデン氏は、ドジャース以外にも投手育成が優れている球団として、パドレス、レイズ、メッツ、ブレーブスを挙げ、移籍先としての可能性を示している。

ロッテ佐々木朗希(2024年10月撮影)

ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指すことが決まった佐々木朗希投手(23)について、元レッズとナショナルズのGMで解説者のジム・ボウデン氏が、移籍先が決まるのは来年1月15日以降で、球団はドジャース以外と予想した。

これは14日付のジ・アスレチックの記事で球界関係者からの取材を元に伝えたもの。佐々木のポスティング時期については、25歳未満の海外FA選手の契約期間が1月15日から12月15日までと決まっているため、今年12月15日までに球団を決める可能性も取り沙汰されていた。

だが同氏は「複数の球界関係者の話では、ササキは来年1月15日前には契約しない」と明言。入団先はドジャースが有力と一部でうわさされているが「球界の複数の事情通や球団で編成の決定権を持つ幹部と話したが、他球団も獲得のチャンスが十分にあると考えている」とした。

その1つの理由として「マイナー契約しか結べないササキとその代理人であるワサーマン(ジョエル・ウルフ氏)にとってスポンサー契約は重要」という点を挙げている。ドジャースにはすでに大谷翔平投手(30)と山本由伸投手(26)がおり、入団すればその2人の陰に隠れてしまう。実際、山本は大谷の陰に隠れ、今季のスポンサー契約はメッツ千賀滉大投手(31)よりも少なかったという。このため同氏は「ドジャースは理想的な入団先ではない」とした。

さらに「ササキはすでに十分な実績がある投手ではなく、あくまでも有望株としてメジャーに移籍する」と指摘し「投手育成が優れているのはドジャースもそうだが、パドレス、レイズ、メッツ、ブレーブスも優れた投手育成プログラムを持っている」とした。

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