今季の最優秀DHに贈られるエドガー・マルティネス賞が14日(日本時間15日)に発表され、ドジャース大谷翔平投手(30)が選出された。エンゼルス時代の昨季までを含め4年連続受賞は、デービッド・オルティスの5年連続に続いて史上2人目となった。
同賞はア・リーグがDH制を導入した73年に「年間最優秀DH」の名で開始。DHで年間100打数以上の選手が対象で、報道関係者や各球団広報などの投票で決まる。04年に、同賞に5度輝いた元マリナーズのエドガー・マルティネスに敬意を表し名称が変更された。
大谷は今季、昨年9月の右肘手術の影響でDHに専念し、159試合で打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036を記録。前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成し、本塁打と打点の2冠に輝いた。メジャー7年目で初のポストシーズン進出を果たし、移籍1年目でワールドシリーズを制した。