ポジション別のベスト選手を両リーグから選出する「オールMLBチーム」が14日(日本時間15日)に発表され、ドジャース大谷翔平投手(30)がファーストチームのDHに選出された。
同賞は19年に創設され、最終結果はファン投票50%、パネルメンバー(報道関係者、OB選手、大リーグ関係者で構成)投票50%の配分で決まる。大谷は21年にファーストチームのDHとセカンドチームの先発投手に選ばれ、史上初めて投打で選出された。22年はファーストチームの先発投手、セカンドチームのDHに選出。昨季は史上初めて投打でファーストチームに入った。
今季のDH部門の候補は大谷、マルセル・オズナ(ブレーブス)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)、ジョク・ピダーソン(ダイヤモンドバックス)、ヨルダン・アルバレス(アストロズ)、ブレント・ルーカー(アスレチックス)の6人だった。
大谷は今季159試合で打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036を記録。前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成し、本塁打と打点の2冠に輝いた。メジャー7年目で初めてポストシーズンに進出し、移籍1年目でのワールドシリーズ制覇を果たした。