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NY為替:米中貿易摩擦の深刻化でリスクオフ


ニューヨーク外為市場では、米中貿易摩擦の激化を受けてリスク回避の動きが強まりました。トランプ大統領が韓国首相との電話会談で交渉が順調と述べ、財務長官が複数国の交渉要請を明かす中、一時リスク選好が優勢に。しかし、中国の報復措置や人民元安許容のニュースを受け、ホワイトハウスが中国製品に対し104%の関税を課すと発表すると、再びリスクオフが台頭しました。これにより、ドル円は一時147円64銭への上昇後、145円97銭まで下落して取引を終えました。また、トランプ大統領がEUの工業製品関税撤廃提案を拒否し、EUも対抗措置を検討していると報じられると、ユーロは売られる場面が見られました。

*06:56JST NY為替:米中貿易摩擦の深刻化でリスクオフ 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円64銭へ上昇後、145円97銭まで下落し、146円32銭で引けた。トランプ大統領が韓国首相と電話会談し、交渉が順調だと言及したほか、ベッセント財務長官も70か国近くが交渉を要請しているとの発言で、関税問題が解決に向けて進展するとの期待に、リスク選好の動きが優勢となった。その後、中国の報復措置や人民元安容認を受け、ホワイトハウスが9日から総合で104%関税を中国からの輸入品に賦課するとの発表を受け、米中貿易摩擦悪化懸念にリスク回避が再開した。

ユーロ・ドルは1.0889ドルまで下落後、1.0980ドルまで上昇し、1.0959ドルで引けた。トランプ大統領が欧州連合(EU)提示の工業製品の関税を互いに撤廃する提案を、不十分として拒否、相互関税が発動されるほか、EUも報復関税を対米報復25%検討しているとの報道で、摩擦悪化を警戒しユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は161円17銭まで上昇後、160円03銭まで下落。ポンド・ドルは1.2743ドルまで下落後、1.2814ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8584フランから0.8456フランまで下落した。

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