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NY為替:米トランプ政権が一部関税措置を緩和、リスクオンの円売り


9日のニューヨーク外為市場では、トランプ政権が中国製品に対する関税措置を一部緩和したことにより、リスクオンの動きが強まり、円が売られた。ドル・円は144円から148円まで急上昇し、147円台で取引終了。中国とEUが米製品に報復関税を発表する中、10年債入札の良好な結果が不安を和らげ、トランプ大統領の措置緩和が貿易戦争懸念を後退させた。 ユーロは報復措置による貿易摩擦懸念で売りが優勢となり、価格が乱高下。その他の通貨ペアでも、ポンドとスイスフランに対するドルの上昇が見られた。

*06:54JST NY為替:米トランプ政権が一部関税措置を緩和、リスクオンの円売り 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円00銭へ下落後、148円27銭まで上昇し、147円75銭で引けた。トランプ政権が中国製品に104%関税発動したことに対し、中国が米国製品に84%報復関税発表、欧州連合(EU)も報復措置の第1弾を発表したため世界貿易戦争激化を警戒し、リスク回避のドル売り、円買いが強まった。警戒されていた10年債入札も十分な買い手が見られ、良好な結果となり不安が後退、さらに、トランプ大統領が相互関税で報復措置をとらない諸国に90日間の一時停止を発表したため、貿易戦争への懸念が緩和し、リスク選好のドル買い、円売りが加速した。

ユーロ・ドルは1.1095ドルまで上昇後、1.0914ドルまで下落し1.0953ドルで引けた。EUが米製品に報復措置を発表し、欧米貿易摩擦の悪化を懸念しユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は159円48銭まで下落後、162円20銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2744ドルまで下落後、1.2838ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8360フランまで下落後、0.8583フランまで上昇した。

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