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日経平均VIは上昇、株価の上値重く警戒感は緩和せず


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、14時10分現在で前日比+1.27の21.23と上昇中です。この上昇は市場の警戒感を示しており、日経225先物の午後の下落とも関連しています。日経VIは、将来の市場の変動を予測する指標であり、市場のボラティリティに対する期待感を反映します。この背景には、今晩からのFOMCや18-19日の日本銀行の金融政策決定会合が影響を与えていると考えられます。通常、日経VIは株価が急落すると上昇し、その後一定のレンジに戻ります。

*14:11JST 日経平均VIは上昇、株価の上値重く警戒感は緩和せず 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+1.27(上昇率6.36%)の21.23と上昇している。なお、今日ここまでの高値は21.41、安値は20.05。

昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちの展開だったが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、市場では今晩から2日間開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)や18-19日の日銀金融政策決定会合が意識されている。こうした中、今日は取引開始後は株価の上値が重く、日経225先物が午後に下げに転じるなど軟調な展開となっていることもあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和せず、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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