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日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず


9月9日、日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は21.43に低下し、警戒感は広がらなかった。日経225先物は取引開始後に一時下落も見られたが、再び上昇し、下値の堅い展開となったため、ボラティリティの増加を警戒する市場ムードは限定的だった。

*16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比-1.49(低下率6.50%)の21.43と低下した。なお、高値は23.43、安値は21.35。今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後に日経225先物は下げに転じ、日経VIは上昇に転じる場面があった。しかし下値を売り急ぐ動きはなく、日経225先物が再び上げに転じ、その後も下値の堅い展開となったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは先週末の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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