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ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説


誰もが振り返るほどの存在感を持つランドクルーザー 60系は、多くの人を魅了してきました。リセールバリューが高ければ所有したいと思う人も多いことでしょう。世界的に見てもタフな車の代名詞ともいえるランドクルーザー 60系のリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場や、高く売却する方法について解説します。同車の購入や売却を検討中の方は参考にしてください。 ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は非常に高い状況が続いています。ランドクルーザー 60系は根強い人気があり、相場は常に高値で推移していました。世界的にも知名度の高いモデルで、アウトドアブームや旧車人気でさらにプレミアム価格となっています。 過酷な環境下でも壊れにくいタフな車というイメージが強く、ランドクルーザー 60系はSUVの本場であるアメリカでも大人気です。日本国内の生産が終了した後の1992年にベネズエラで作られた1台は、アメリカのオークションで約600万円の値がつきました。通常のモデルでも状態のよい車は400万円台の値がつきます。 国内でもメーカーであるトヨタがランドクルーザー 40系から順次復刻パーツを供給するプロジェクトを立ち上げているため、近い将来に不具合を心配することなく所有することが可能になるでしょう。こういった状況が背景にあり、ランドクルーザー 60系のリセールバリューは今後も高値安定が予測されます。 ランドクルーザー 60系のリセールバリューが決まるポイント ランドクルーザー 60系のリセールバリューが決まるポイントを解説します。 走行距離が少ない 走行距離が少ないランドクルーザー 60系はリセールバリューが高いです。最終モデルでも初度登録より30年以上を経た車のため、一般的な中古車のように数万kmといった車両は少ないでしょう。 頑丈なフレームでタフなランドクルーザー 60系は10万km以上走行していても価値が高く、リセールバリューに影響することはほとんどありません。しかし、走行距離が30万kmを超えてくると販売が鈍る傾向にあるため、リセールバリューは低下傾向にあります。 レストアされている ランドクルーザー 60系は、しっかりとメンテナンスされているとリセールバリューが高くなります。頑丈で壊れにくいことで有名な車とはいえ、日々のメンテナンスや消耗品の適切な交換は車の寿命を高めます。また、整備点検記録簿が保管されており、12ヶ月ごとの法定点検を毎回受けている車は査定評価も高くなるでしょう。 ボディカラーが人気色 ランドクルーザー 60系は、ホワイトとトラディショナル・ベージュのボディカラーが圧倒的な人気を誇ります。メーカー設定色は上記の2色に加えてフリーボーンレッドとフィールライクブルー、後期型の上級グレードに追加されたワイルドステージ・トーニングとベージュメタリックの計6色です。 ボディカラーによる価格差は数十万〜百万円単位となることもあります。また、中古車市場では全塗装された車両もあるため、メーカー設定色と異なるボディカラーの場合は注意が必要です。 ガソリンエンジンモデルであること ランドクルーザー 60系のディーゼルエンジンは、すべてNOx規制対象車となるため規制対象地域では登録できません。そのため、価格相場的にガソリン車よりも低い傾向にあり、リセールバリューを考えるとガソリン車の一択といえます。ただし、走行距離が多い場合はガソリンエンジン車の方が寿命が短いため、状態によってはレストアや換装が必要です。 ランドクルーザー 60系を高く売却する方法 続いて、ランドクルーザー 60系を高く売却する方法について詳しく解説します。 ランドクルーザー 60系の買取が得意な業者を選ぶ ランドクルーザー 60系の買取が得意な業者を選ぶことで高く売却できます。ランドクルーザー 60系は、流通価格にプレミアがつく車です。一般的な中古車買取業者はオークション相場を参考に買取価格を設定しているため、専門業者に比べて査定額が低くなります。 専門業者はランドクルーザー 60系の購入希望者を抱えていることも多く、車体やメンテナンスの状況も加味して査定を実施します。豊富な取扱い経験から、必要な整備箇所を把握した上で査定してくれるため高額査定が期待できるでしょう。 こまめにメンテナンスする ランドクルーザー 60系は、悪路を走破することを想定して開発された車です。しかし、車体が頑丈であっても、コンディションを保つためにはこまめなメンテナンスが必須といえるでしょう。各種オイルや消耗品を始め、耐久品についても適切な時期に交換していることが高く売却する際に重要視されます。 レジャーに使用後は車内の清掃や換気を行う ランドクルーザー 60系は、レジャーで使用されることが多い車です。ウィンタースポーツやキャンプなどでの車内汚れや湿気を残してしまうと、臭いや雑菌・ダニの繁殖につながります。レジャーに使用した後は車内の清掃をしっかりと行い、湿気を残さないように晴れた日に窓を全開にしたり乾燥材を使用するなど除湿を忘れずに行いましょう。清潔な車内の車は査定時の内装評価で加点され、高額査定が出やすくなります。 ボディや下回りの防サビ対策を行う ランドクルーザー 60系は、雪道や海岸沿いを走ることも多い車です。塩害の可能性のある道を走った後は、防サビ対策のためにすぐに洗車を行うようにしましょう。ボディにサビが発生していると査定額は大きく下がります。 ランドクルーザー 60の魅力と歴史 ランドクルーザー 60系は、1980〜89年にトヨタが販売した5代目のランドクルーザーです。このモデルから細かいグレード設定が行われ、乗用車としての快適性が追求されました。外観デザインでは前期モデルは丸目、後期モデルは角目4灯でまったく異なる雰囲気を持つのが特徴です。クラシカルさとワイルドさを持つデザインから感じ取れる存在感は、他の車を圧倒するといってよいでしょう。 頑丈で壊れにくく、どんな過酷な道でも走破する4WDとして世界中を魅了した車です。パーツ類のほとんどは世界中で調達が可能なように統一化されており、新車販売当時は「いつかはロクマル」といわれるほど絶大な人気を誇っていました。 現在でも国内外問わずに人気が高く、オフローダーやドレスアップ車として何十年と乗り続けているオーナーが多い車です。中古車市場ではプレミアム価格で流通しているなど、その人気は経年するほどに高くなっています。 基本スペック販売期間........1980~1989年乗車定員........5~8名駆動方式........パートタイム4WDエンジン........6気筒 4.2ℓ 2F型(ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 3F型(ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 3F-E型(電子制御燃料噴射化ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 2H型(ディーゼル仕様)、4気筒 3.4ℓ 3B型(ディーゼル仕様)、6気筒 4.0ℓ 12H-T型(ディーゼル直噴ターボ仕様) ...続きを読む
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