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「退職代行を使うような人材に明るい未来は見えにくい」溝口勇児氏私見「現代的な逃げ癖の象徴」


起業家で「BreakingDown」のCOOである溝口勇児氏が、退職代行サービスに対する自身の見解をSNSで発表しました。溝口氏は、現代の働き方の多様化に伴い、退職代行を利用する風潮が一般化してきたと述べています。しかし、彼は退職代行を利用することが自己責任を果たさない行動として批判的に見ており、「嫌なことがあればすぐに辞める」風潮が、深いスキルや経験を持ち、人間の価値を高める努力を怠るきっかけになると警告しています。また、退職代行を使うことが個人や周囲に与えるレピュテーションリスクについても指摘しました。溝口氏の投稿は、他者からも「逃げ癖がつくのは良くない」「継続は力」といった反響を呼びました。

溝口勇児氏(2025年1月撮影)

起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(40)が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新。最近話題になっている「退職代行」や「退職代行業者」などについて、私見をつづった。

退職代行サービスをめぐっては、株式会社アルバトロスが運営する「モームリ」がしばしばメディアで取り上げられ、同社の代表取締役の谷本慎二氏も自身のXで11日、「今週1週間の退職代行利用数がすごすぎる」などと記し、日ごとの具体的利用者数を公開するなどしていた。

退職代行について、起業家の西川将史氏が14日、自身のXに「退職代行って、高校にもなって学校を休む連絡を親がするアレに似てる 自分の責任で決めた会社を辞めるのに自分で責任をとらない 嫌だったらすぐ辞める ではいっそのこと就職代行を使って誰かに就職先を決めてもらえばいいのでは 自分で決めたことの責任をとらないのは楽なようで苦しい人生になるよ」と投稿し、反響を呼んだ。

溝口氏は、西川氏のこのポストを添付。「現代は、働き方やキャリアの選択肢がかつてないほど多様化し、退職代行のように『嫌ならすぐに投げだせる』という風潮も一般化してきた。だからこそ、あきらめない、逃げない、強い執着心をもって物事をやり遂げる人間の価値は、以前にも増して際立つようになってる。一方で、中途半端なスキルや浅い経験、表面的な知識の価値は、急激に薄れてきている。特に生成AIの登場によって、『浅さ』はすぐに代替可能なものとなり、この流れはますます加速していくはず」と書き出した。

そして「正直に言えば、時代背景を踏まえても、退職代行を使うような人材に明るい未来は見えにくいと思っている。最低限の執着心があれば、そしてある程度の知識や理解力があれば、退職代行を使う行為が自身や周囲に与えるレピュテーションリスクも察知できるはず。ここ数日、退職代行事業者の発信も読んだ。その中で、彼らは前提として『極端にブラックな環境で心身ともに限界を迎えた人』を対象にしているという建前を持っていることがわかった。ただ実際には、彼らのサービスを利用する多くのケースが、そうした切迫した状況にない人たちによるものだと思う。(例えば、入社直後にやめる人たちがそんなすぐに切迫するはずもないし…) その乖離こそが、現代的な逃げ癖の象徴だと感じる。なので俺もまさにぃの考えに100%賛成です」と続け、西川氏の投稿に同意した。

この溝口氏の投稿に対し「一旦逃げ癖つくるとマジで他のあらゆることもマイナスなポジティブに見舞われてネガティブになるのでリスク高いと思うんですよね」「本当に仕事って継続は力なり」「退職も自分で出来ないとか情けなさすぎますね」などとさまざまな声が寄せられている。

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