
起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(40)が13日までにX(旧ツイッター)を更新。「港区女子」をからめた一部ユーザーの投稿に対し、反論した。
あるXユーザーが「本気で世界を見据えているスタートアップ経営者がいなさすぎるんよな。上場ゴールかM&Aでプチ富裕層になって、港区女子にチヤホヤされるのが人生の目標みたいな人が多すぎる。グロース市場の決算なんてひどすぎて目も当てられない」と投稿した。
溝口氏はこのポストを引用し「俺の友人や先輩の上場企業の社長には、確かに株価が思うように伸びていない人もいる。でも『港区女子にチヤホヤされることが人生のゴール』みたいな、そんな低レベルな目線のやつなんてひとりもいない」と返答した。
そして「よく勘違いされがちだけど、上場企業の社長になるっていうのは、とんでもなく狭き門なんだよ。仮に1,000万人が経営者を目指したとして、実際に上場企業の社長になれるのはたったの約4,000人。つまり、確率にすると0.04%。これはもう、ほとんど奇跡に近い世界。なのに、株式投資家などを例にすると、まるで自分が何かを成し遂げたことがあるような顔で、上から目線で経営者をディスってる人がいる。もちろん、謙虚な投資家には何も言わない。でも、株を買ってるだけで偉そうに批評してるやつを見ると『おまえ、何様だよ』と正直思う」と続けた。
さらに「自分で何かをゼロから立ち上げて、何百人・何千人の組織を動かしながら、株主・社員・社会に責任を持って経営している人たちの方が、スペックも胆力もあなたたちの100倍は上だよ」とぴしゃりと述べた。