
NHKは15日、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)の追加出演者7人を発表した。
1700年代に“江戸のメディア王”として名をはせた主演横浜流星演じる蔦屋重三郎(蔦重)の半生を描く物語。今回は、蔦重の母親役で高岡早紀、女性狂歌師の智恵内子役で水樹奈々、狂歌師・元木網役でジェームス小野田、松前藩の江戸家老の松前廣年役でひょうろく、地本問屋の手代、みの吉役で中川翼、松前家当主の松前道廣役でえなりかずき、紀州藩主・徳川治貞役で高橋英樹の出演が決まった。
大河初出演を果たした、ひょうろくは「初めてのカツラや久しぶりの髪の毛にドキドキで臨ませて頂きました。廣年さんは江戸家老という身分が高い方で凜(りん)としてる部分がちゃんと出せたのか今でも不安です。吉原の女性に翻弄(ほんろう)される一面もあり、撮影中“分かるなぁ。。”とひとごととは思えない切なさがありました。周りの演者さんやスタッフさんのすごさに圧倒されてしまいましたが、いろんなアドバイスを頂きながら自分なりに一生懸命演技させて頂いてますのでぜひご覧になってください」とつづった。
3度目の大河出演となる高岡は「毎回毎回身が引き締まる思いと共に、私ができる限りの想いを込めて撮影に臨むつもりです。今回は、今をトキメク俳優の横浜流星さんの母親という、なんとも光栄な役です!“この親にして、この子あり”と納得していただけるように、流星さんが作り上げた蔦重を、更に深みが増すように演じられたらと思います。みなさま、どうぞお楽しみに」とコメントした。
同じく初出演となる水樹は「まさか私が大河ドラマに?!と、お声掛けいただいた時は本当にビックリしました」といい「智恵内子は数少ない女性狂歌師で、キレがあり、ユーモアのセンスあふれる歌を詠むことで身分を超えてさまざまな人々とつながり、娯楽の少ない時代に笑顔になれる楽しみを夫や仲間と共に生み出していました。言葉を伝える、歌でつながり笑顔を届けることは、声優・歌手としての私の活動とつながる部分が多々あり、とてもご縁のある役をいただき光栄に思っています。初めて尽くしで緊張の連続ですが、全力で演じさせていただきます!」と意気込んだ。