
ミュージシャンGACKTが12日までにX(旧ツイッター)を更新。トランプ米大統領の圧力と日本の対応をめぐる現状などについて、私見をつづった。
GACKTは「一部の人は消費税の構造が歪んでいることに気づいていた。そして、今回その正体がトランプ大統領の圧力によって世界に露呈した。トランプの圧力によって、『消費税撤廃』を求められれば日本も動かざる負えない。これはもはや一国の政治家の主張ではなく、“外圧”という強烈なカードだ。この圧力に日本の政府やメディアはどう応えるのだろうか。またいつものように報道しない自由でスルーを決め込むのか。それとも、世論と向き合い、消費税の是非を真剣に議論し始めるのか」と書き出した。
そして「個人の感覚としては以前とはメディアの動きが少し変わってきているように見える。“企業業績の悪化”を理由に、逆に『消費税増税』に舵を切るという最悪の選択肢も考えられてしまう日本政府。だが、その強行手段はトランプとの正面衝突を意味し、関税戦争に巻き込まれるリスクを孕む。そう考えると、やはり彼はとんでもないカードを切ってきた。交渉のテーブルに着く国は90日の猶予を与えるという揺さぶりも大いに見せる。『この90日の間に日本がどう動くかを見る』という姿勢。外圧でしか変われない日本の現状は残念な話だが、それでも変わるチャンスはやってきた。日本の成長や変化を望む人たちにとっては嬉しい話」とトランプ氏の高関税政策や、米に報復措置をとっていない国に90日間関税措置を停止すると表明した件などに触れつつ、続けた。
さらに「以前のように日本の動向に関心の無い人の数は減り、日本の未来を心配し変化を望む人たちは確実に増えている。政治に無関心だった人たちが今ではニュースに目を向け日本の未来を真剣に考えるようになっている。そりゃそうだ。このままでは本当に日本がダメになると誰もが肌で感じ始めている。さあ、どうする日本?」と問いかけた。
この投稿に対し「ここで目覚めないなら日本はもう終わる」「トランプ大統領は試しているように見えます」「変わって欲しいです!」などとさまざまな反響の声が寄せられている。