
純烈が11日、千葉・森のホール21で全国ツアー「純烈コンサート2025」初日公演を開催した。今年3月をもって岩永洋昭(45)が卒業。3人体制となり初の全国ツアーとなる。
この日は「Tシャツとパーカー」「夢みた果実」「奇跡の恋の物語」など、17曲を歌唱。昼夜2公演合わせて3000人のファンを楽しませた。
公演後、3人は報道陣の取材に応じ、リーダー酒井一圭(49)は「初めての3人で緊張しましたね。紅白とか武道館よりも緊張した」と告白。「ファンのみなさんから不安だとか寂しいよね、みたいな空気が充満しそうな怖さはありましたけど、全然そんなことなかったので、やっぱり純烈ってどこに行っても変わらないんだなと思いました」と語った。
続けて「もう現メンバーよりも辞めていった人の方が多い。もう背骨しか残っていませんけど、スッキリしました」と笑いつつ、「純烈はもう3人でやります。戻れるとしたら辞めていった4人だけ」と、メンバーは追加せず、3人で活動を続けていくことを明言した。
取材には脱退や卒業をした4人のメンバーが描かれた特注のTシャツを着用して登場。「紅白連続出場しているうちはここ(友井雄亮)は無理やろな。ここ(林田達也)とは紅白出たかったんですよ。ここ(小田井涼平)はやりきっただろうし、ここ(岩永洋昭)は娘に会いに帰ったし…でも、やっぱり自分が死ぬ前にこの7人全員そろって純烈として日本一周して、『ありがとう!』って感じで歌いたいというのはありますね」と明かした。