
女優唐田えりか(27)が11日、東京・渋谷ドリカムシアターで行われた映画「page30」(堤幸彦監督)初日舞台あいさつに登壇した。
DREAMS COME TRUE全面協力で、仮設テントシアターやキッチンカーなどを設けた期間限定イベントの中で行われており、映画のエグゼクティブプロデューサーを中村正人が務めた。
大歓声で迎えられた唐田は「お祭りみたいで楽しいです」と笑顔。映画については「とても良いチームでお芝居ができているなと常々感じながら現場にいたので、そのエネルギーが映画に映っていますし、体感型の映画になったなと思いました。あまり見たことのない映画が見られて、これは面白いぞと思いました」とあいさつした。
堤作品への参加は「めちゃくちゃ楽しかった」と振り返り「お話をいただいて、ご一緒できることがうれしかったですし、台本とかも少しずつ変わっていくところがあって。自分がセリフを発した時に受けたときの表情、感情の出方も変わっていたので、さすが堤さんだなと思いました。ユーモアがあふれていて、自分でもチャレンジできて楽しかったです」と語った。
作品は唐田、林田麻里、広山詞葉、MAAKIIIの4人が主演。スタジオで30ページの台本に3日間向き合い、配役未定のまま4日目の舞台公演へ臨む稽古へ打ち込む過程を描く新感覚セミドキュメンタリー。
堤監督は「今までみたことのないものを作りたいなと。役者と話したり、お茶を飲んだりする機会が多いのですが、なかなかみなさんただものではない。そのあたりの二面性とか、光と影とかそのあたりをテーマにしました。でも、それは俳優界に限ったことでもなく、どんな者でも持ち合わせているものだということで、打ち出していきたいと思いました」と制作の意図を明かしていた。