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茂木健一郎氏、広末涼子容疑者を「心配できる人でいたい」脳科学的な「危うさ」の魅力にも言及


脳科学者の茂木健一郎氏は、広末涼子容疑者の傷害事件報道に対する自身の考えをYouTubeで公開しました。茂木氏は、事件の被害者である看護師を思いやるとともに、広末容疑者のけがの状態を心配する姿勢が『人間らしい』として、自身もそのようでありたいと述べました。また、有名人の事件が過熱報道されるなか、ネット上の反応が『面白おかしく』なる傾向に触れ、人間の本性の一部であるとも指摘しました。茂木氏は有名人の公的イメージと私生活のギャップについて、理解を示し、社会がまず心配する社会であるべきと主張しています。

茂木健一郎氏(2019年4月撮影)

脳科学者の茂木健一郎氏(62)が10日、YouTubeチャンネルを更新。傷害容疑で逮捕された女優広末涼子容疑者(44)の事件をめぐる報道について、思いを語った。広末容疑者の事件について、報道が過熱している中、こういう事案が起きた時の受け止め方として、茂木氏は「広末さん本人に対しても、けがは大丈夫だったんでしょうか、ということを、真っ先に心配するような人でいたい」と語った。

茂木氏は「広末涼子さんの報道から思ったこと」との動画をアップ。

茂木氏は、冒頭で、傷害事件で被害を受けた看護師に「本当に気の毒で」と被害者に思いを寄せ「お見舞い申し上げます」とし、広末容疑者の行為について「良いわけでは全くなくて、そこはちゃんと、法律に基づいて処理されていくと思う」と前置きした上で、広末容疑者が「治療をちゃんと受けられたのか、心配」とし、「真っ先に、けが大丈夫なのかな、とか、ちゃんと治療を受けられたのかなというリアクションをするのが人間らしいと、僕は思っていて。そういう人になりたい。そういう人でいつづけたいな」と語った。

有名人の事件となると、報道も、ネット上の反応も過熱するが、茂木氏は「こういうことがあると、ネット上だと、おもしろおかしう、いろんなこと言う方がいて、それはそれで人間の本性の1つだと思う」とも指摘した。「広末涼子という方は僕自身はけしてファンとかそういうことはない」としつつ、「ファンの方いらっしゃいますね。それだけ人を引きつけるところが何かあるんだろうと思うんですね。ルックスだとか、たたずまいとか。そういう存在でいらっしゃるから。それって、たいてい、脳関係やっていた立場からすれば、『危うさ』と結びついていることが多くて」とも指摘。「アイドルとかタレントの方の表のイメージと実際の人間の間のギャップっていうのは折々見ていますので、広末さんも大変だったんだろうなと思う」と語った。

茂木氏は「看護師の方、警察官の方への思いやりと配慮は当然ですけど、広末さん本人に対しても、けがは大丈夫だったんでしょうかと、心配するのが、真っ先に出てくるような人でいたいし、日本の社会も、あれだけ(車の)フロントがつぶれているような事故だったわけで、心配する気持ちが最初に出てくるような社会でありたいな」と語った。

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