
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)の9日に放送された第8回の平均世帯視聴率が14・5%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・8%だった。番組最高は第4回、第6回の15・5%。
朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。
主題歌はRADWIMPSの「賜物」(たまもの)。語りはNHK林田理沙アナウンサーが務める。
あらすじは、元気のない家族のために力を貸してほしいというのぶ(永瀬ゆずな)の頼みに、草吉(阿部サダヲ)は1回きりの約束であんぱんを作ることに。不服顔の釜次(吉田鋼太郎)をよそに、桂(小倉蒼蛙)らの協力を得て即席のパン窯を作り始める草吉。そうして無事に焼き上がったあんぱんは次々と売れ、のぶは改めて草吉に頭を下げる。羽多子も釜次にパン屋をやらせてほしいと頭を下げ、釜次はしぶしぶ了承する。翌日、草吉の姿が見えず…。釜次は新たに立派で大きなパンを焼く窯を完成させる。そこに草吉がパン焼きの道具をそろえて持ってくる。
一方、嵩(木村優来)の元に母・登美子(松嶋菜々子)の手紙が届く。