元フジテレビアナウンサーで現在フリーの笠井信輔(61)が10日、同局系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。9日に亡くなったフリーアナウンサー小倉智昭さんとの思い出を語った。
笠井は、小倉さんが亡くなる2日前に電話をしたという。「また入院した」と聞いて連絡したが「もう家に戻ってきた。『もう頑張らなくていい』と先生(医者)に言われたそうです。声が弱々しかった。最期は自宅でという察しがつきました」。電話の向こうでは小倉さんが「放射線治療のため、全身にかゆみも出てたまらない」とも言っていたと明かした。
8年間のがんとの闘病に「よく頑張ってきました。私は小倉さんの一番弟子。本当にありがとうございました」とお礼も述べると、「僕の方こそだよ」と返されたという。
笠井は「最期のやりとりで覚悟はしていました。2日後にまさかこんな連絡を受けるとは」と、悲しみをこらえていた。