starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【巨人】大勢は守護神争いマルティネスへライバル心むき出し「簡単に譲れない」今永と初自主トレへ


巨人大勢投手は、守護神の座を巡り、新加入のマルティネスに対抗心を燃やしています。阿部監督は、マルティネスを9回、大勢を8回に配置する構想を持つものの、大勢は自身の目標を「胴上げ投手」に掲げ、実力でポジションを奪還することを誓います。シーズン中の右肩の違和感を教訓に、カブスの今永選手との合同自主トレから学びを得て体の使い方を改良中です。「人生は最高の暇つぶし」との金言を受け入れ、感情のコントロールも意識しています。さらなる成長と負傷予防を目指す彼の決意は固く、来季の活躍が期待されます。

トークショーの参加者のリクエストに応じ、ハートのマークをつくる巨人中山(左)と大勢(撮影・上田悠太)

守護神を“奪回”する。巨人大勢投手(25)が22日、都内でトークショーに参加し、新加入した元中日マルティネスへのライバル心をむき出しにした。阿部監督は9回にマルティネス、8回に大勢を据える勝利の方程式を構想するも、大勢は来季目標を2年連続となる「胴上げ投手」に設定。カブス今永と初となる合同自主トレでレベルアップを図り、実力で評価を覆す。

   ◇   ◇   ◇

対抗心を包み隠さず、全開にした。大勢が新加入した今季セーブ王マルティネスを強く意識した。来季は守護神でなく、セットアッパーを想定される立場に「予定というのは未定なので。ライデル(マルティネス)も人間ですし、僕は諦めていない。今までやってきた自負もある。簡単には譲れない」と胸中を語った。

意地だけで守護神は奪い返せない。結果を導くため、カブス今永に合同自主トレを志願した。23年WBCで共闘し、今季メジャー15勝左腕から故障しない技術を学ぶ。「小さい筋肉を鍛え、体の仕組みを理解する」と負担を減らす投球動作を追求。また呼吸も意識し、フォームを安定させる。今季は29セーブ、防御率0・88の好成績を残した一方で、5月上旬から右肩違和感で約2カ月の戦列離脱。シーズンを完走できなかった経験を教訓とする。

「投げる哲学者」と称される今永からは野球観も吸収する。「人生は最高の暇つぶし」との金言を授かった。大勢は「僕たちは野球が好きで、うまくなりたいからやっている。だからあまり一喜一憂しすぎない」と受け取った。感情をうまくコントロールする。

米ハワイの優勝旅行も自主トレ優先でキャンセルした。「今は他者から見てライデルのが上だと思っているから僕が8回になった。身近にそういう人が来て、それを超えて行くモチベーションでやれば、自分もチームもいい方向に行くと思う。簡単に負けを認めては、もっと上に上がっていけない」。評価を受け止めつつ、反骨の精神がたぎる。来季の目標は「胴上げ投手」。歓喜の瞬間をマウンドで迎える。【上田悠太】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.