漫才コンビ「チュートリアル」徳井義実(49)、「ブラックマヨネーズ」小杉竜一(51)が、30日放送のMBSテレビ「限界突破の12時間 あれもこれもお任せやねん!SP」(土曜午前5時)に出演。若手時代や、これからについて語り合った。
番組では、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校13期生の徳井と小杉が2人でキャンプ場を訪れ、酒を酌み交わしながらトークを繰り広げた。
ともに95年デビューで、別のコンビを組んで現在の相方と新たにコンビを結成し、同じ賞レースに出るなど、芸能界入りからの経緯がよく似ている2人。
小杉は、若手時代のチュートリアルが常にブラマヨの1歩先を行っていたことに触れ、「ほんまに嫌やったからな。気になって気になって、チュートリアルが」と意識していたことを明かす。さらに「M-1グランプリ」の第1回大会にチュートリアルが出場した際、「(決勝で)松本(人志)さんが50点付けた時に、『よっしゃー』って言った」と笑った。
その後、ブラマヨが2005年の第5回大会で優勝し、5位だったチュートリアルは翌2016年の第6回で優勝。「(優勝後のチュートリアルの)東京での仕事の増え方の速さたるや、すごかったやん」と言う小杉に、徳井は「それこそ先にブラマヨがM-1とってから、自分らがとるまでの1年間、ほんまに地獄やった。そこまでは、何となくうちの方が、仕事がちょっとだけ多いかな、ぐらいの感じで、ブラマヨがそれをいじられるというところやったけど、M-1で差のつき方がエグくなったから…」と悔しい思いをしたことを打ち明けた。
また、今後について徳井が「いつまでもNGK(なんばグランド花月)に出続けたいなという感じ? 漫才はいつまでやんの?」と質問。小杉は「それはオファーがある限りいきたいな。ウケへんかったらオファーがないやろし、オファーがあるってことはウケてるってことなんかなって思うから」と、可能な限り漫才を続けたいことを強調。
一方、徳井は「今で言うと、阪巨師匠(オール阪神・巨人)とかって60代後半か70代ぐらい? あの年になって、自分が漫才をしている画はあんまり浮かばへんから…。その時になったら分からへんけど」と話していた。