
ImagineChinaの画像。台湾の台北でポケモンGOをプレイ
ロイターが『ポケモンGO』を含むARアプリに対する中国政府の対応について報じた。アジアのニュースを掲載するRadio Free Asiaもこの話題を取り上げている。
中国では、グレート・ファイアウォールによる情報規制や検閲が行われている。現に、中国国内ではGoogle Mapを利用することができない。地図情報を利用する『ポケモンGO』が認められなかったのは、当然と言えば当然かもしれない。
当局がウェブサイトで発表した声明では、「海外での事例からポケモンGOのようなアプリの運営には重大な社会的リスクが存在する」としている。これは日本でも起きている私有地への侵入や交通事故といったトラブルのことを指しているのではないかと思われる。しかし、本当に政府はそういったリスクを気にしているのだろうか。
中国政府が本当に恐れているのは、人々が集まってゲームをすることかもしれない。国内の権利活動家は、ゲームで集まった個人が「群衆」として動く可能性について語った。
中国では反政府から環境保全に至るまで、多くのデモやストライキが行われている。だが、政府はそれらの報道を規制している。
ARは、現実とゲームを繋げてくれる技術だ。人気アプリになると、国を動かしてしまうほどの力があるのかもしれない。
参照元サイト名:ロイター
URL:http://www.reuters.com/article/us-china-pokemon-idUSKBN14U0TA
参照元サイト名:Radio Free Asia
URL:http://www.rfa.org/english/news/china/china-bans-aungmented-reality-games-citing-security-concerns-01112017120933.html
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