猫はなんで蛇口から水を飲むのか
pixabay.com
キッチンやお風呂場で作業をしていると、時々飼い猫がお邪魔してきて、水道の蛇口から水を飲む光景を見ることがあります。
確かに飼い主さんや他人が見ている分では、お茶目で楽しいものですが、この行動の裏には人間とともに共生してきたお陰で、真水というのは案外野外にはあまり多く見かけないのも起因しているようです。
猫が少量の水しか飲まないわけ
野生で生きていた時代から、あまり人工的な交配をされてきていないのが猫なので、猫の体は原種が暮らしていた熱帯や砂漠に近い暑い地域で暮らせるように出来ています。
そのため、尿も少なく、猫の必要な飲み水の量は、餌に含まれる水分も含め、体重3キロ程度で、159mlしかありません。一般的な缶コーヒーの容量は190mlくらいなので、猫の飲み水は元からかなり少ないのです。
循環式給水器のメリット・デメリットは、メリットは水が豊富にあるというより、いつでも猫が飲みたいときに飲めるということ、また水の交換では大半の水を捨てることがデメリットかもしれません。
なんで器よりも循環式給水器がいいのか
Nana_Hana/shutterstock.com
循環式というのは、給水タンクと水を飲む器がセットになったもので、常に内部のモーターポンプの力で、水をグルグルと循環させている仕組みを採用している給水器のことです。
従って、同じ水を回しているウォーターサーバーと同じです。
そうなるとメリット・デメリットは、水量の問題ではなさそうですよね。