
<プレミアリーグ:ブレントフォード4-2ブライトン>◇20日◇第33節◇ロンドン
ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)は、アウェーのブレントフォード戦で今季8点目のゴールを決めた。3年目のプレミアリーグでキャリアハイとなった。
前節レスター戦は負傷欠場した三笘が2試合ぶりに復帰した。1-3とリードされた上に後半16分、FWジョアン・ペドロが後方から羽交い締めのようなマークされた相手に対し、暴力行為で一発レッド。10人となった中、後半20分から4-4-1の左ハーフに入った。
後半34分には右からMFウィーファーが送ったアーリークロスに左足を懸命に伸ばして当てたが、シュートはゴールから外れた。それでも鋭い動きを披露し、コンディションの良さを見せた。左だけでなく、中央へポジションを変えてもプレーした。
すると後半36分、待望のゴールが生まれた。中央からMFヒンシュルウッドがエリア内左へ送ったスルーパスを右から斜めに走って相手選手を外し、左足ダイレクトで流し込んだ。2月22日のサウサンプトン戦以来、2カ月ぶりの得点となった。
1点差とし、勢い付いたブライトンは数的不利を感じさせない積極的なプレーで敵陣に押し込んだ。しかしアディショナルタイムの後半50分、FKからMFノアゴールに頭で押し込まれ、2-4。再び2点差となり万事休す。
後半57分には空中戦で両チームの選手が頭をぶつけ合い、ピッチに倒れ込むアクシデント。ゲームが中断したこともあり、後半61分でようやく試合終了となった。これでFA杯含め公式戦6試合連続の白星なしとなった。