はじめに
人間より前の先史時代に登場し、繁栄を誇っていたにも関わらず、絶滅してしまった恐竜。人々は巨大な恐竜たちに魅力やロマンを感じます。今回は世界からも注目される、国内最大級の「福井県立恐竜博物館」についてご紹介します。
福井県立恐竜博物館とは?
福井県立恐竜博物館は、福井県勝山市村岡町にある恐竜がテーマの博物館です。
博物館の恐竜に関する展示内容の量や質が高く、日本の恐竜博物館の代表格とも言えます。世界三大恐竜博物館のひとつともいわれており、実は国内外問わず年間90万人を超える人々が訪れている恐竜好きにはたまらないスポットとなっています。
ちなみに博物館の入り口のベンチに座っている恐竜博士は実は人気の撮影ポイントなので、きちんとチェックしておきましょう。
タイムマシンに乗ったつもりで恐竜時代に
常設展示は、まず地下1階に化石標本を鑑賞することができる「ダイノストリート」があります。
化石標本を抜けてくると、質感までリアルに仕上げたティラノサウルスのロボットがあります。他にもミイラ化した恐竜や、全身骨格が展示されています。
このエリアの他にも「地球の科学」にスポットを当てた「水と地球」、「火と地球」の2つの面から岩石や鉱物などをピックアップして紹介しています。
最後のエリアは「生命の歴史」で、46億年の地球の歴史をジオラマを利用して案内しており、地球の歴史を辿った展示は見ごたえ十分ですよ。
野外恐竜博物館も圧巻!
2014年7月にオープンした日本最大の恐竜発掘現場であり、そこを「観察広場」、「展示場」、「化石発掘体験広場」の3つのゾーンに分けています。
実際に恐竜の化石が発掘される地層を目の前にして解説が聞けたり、発掘現場から出土した化石や、調査の歴史をわかりやすく解説してくれます。
そして、最大の目玉は、化石発掘体験広場での発掘作業の体験です。
実際に発掘現場から運んだ石を使用して発掘体験ができ、見つけた化石は研究員の方が詳しく解説してくれます。
参加方法は、福井県立恐竜博物館専用バスで行くバスツアー型式となっています。
2017年のスケジュールはまだ発表されていませんので、気になる方は公式HPをチェックしてください。
ミュージアムグルメも要チェック!
併設のミュージアムカフェ&レストラン「Dino(ディーノ)」では、福井県立恐竜博物館限定のオリジナルメニューや福井県名物などを味わうことができます。
おすすめは「化石発掘オムハヤシライス」です。
ミニサラダとスープがセットでついてきて、オムハヤシの中から化石に見立てた”あるもの”がでてくるとか。ぜひ食べて発見してみてくださいね!
他にも恐竜の足型のハンバーガーやしらす丼、おろしそばなどもあります。
カレーや恐竜がテーマのお子様ランチが数種類ありますので、子供連れの方も安心ですよね。
◆福井県立恐竜博物館
住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11
電話番号:0779-88-0001
営業時間:9:00~16:30(閉館17:00)
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おわりに
1日中楽しめる観光スポット「福井県立恐竜博物館」。恐竜の知識がなくても十分楽しめます。子供向けというわけでもなく、大人でも十分満足できますので、一度訪れてみては。