
<ロッテ12-10楽天>◇21日◇ZOZOマリン
ロッテは乱打戦を制し、カード勝ち越しを決めた。
打線が爆発した。山口航輝外野手(25)が初回に先制2ラン。そこから3打席連続本塁打を放った。20日楽天戦の最終打席から数えて、パ・リーグタイ記録の4打席連続本塁打。しかも全て2ラン以上は史上初の快挙となった。
終盤には藤原恭大外野手(25)にも1発が飛び出すなど、10安打12得点と投手を大量援護した。
先発の吉川悠斗投手(20)は初の1軍先発マウンドで5回4安打4失点(自責3)と粘投し、プロ初勝利を果たした。初回から2者連続三振で幸先の良いスタートを切る。2-0の3回には1死一塁から武藤に左中間への適時打を浴び1点差に迫られたが、後続を抑えた。5回は無死一、二塁から太田に中前適時打を浴びるなど打者一巡の攻撃を許したが、回の最後まで投げきった。
中継ぎ投手陣が相次いで失点し、最大10点あったリードを2点差にまで詰め寄られたが、最後は沢田圭佑投手(31)が試合を締めた。